京都の旅

3連休を利用して京都に行ってきました。今回のメインは、苔寺の紅葉と六角堂の秘仏!!苔寺は、ずっと憧れていたんだけど、拝観申込が必要なことから、なんとなく今まで行く機会がありませんでした。でも、今回は、本屋でたまたま見た写真集がとてもきれいだったのもあって、ばっちり予約して行ってきました。
六角堂の秘仏は、136年ぶりの公開。最初で最後のチャンスなので、仏像マニアとしては行くしかないって感じで、テンション上がりぱなしで行ってきました。その他にも、昼から素敵な蕎麦屋で酒をのんだり、たまたま入ったお店で気になっていたワイングラスに出会ったりといろいろ楽しい旅だったので、備忘録としてここに残しておきます。

1日目

東福寺

とにかく混んでいた。人の頭を見に行ったような感じでしたが、特別公開の庭(名前は失念)はまったりできて幸せな感じでした。ベンチに座りながら、ぼーっとして、朝、駅で買ったあじゃり餅を食べているときは至福のときでした。
東福寺に行ったときに、京都五山を思い出せなかったのが悔しかった。最近、本当に記憶力がやばいよなー。。京都五山は、天龍寺相国寺建仁時、東福寺万寿寺です。復習、復習。

京都文化博物館

東福寺に向かうバスの中でたまたま広告をみて、急きょ文化博物館にいってきました。「匠の美と技」ということで、西陣織とか京友禅など、京都の伝統工芸の展示。西陣とか友禅とかも綺麗だったけど、僕的に一番ヒットだったのは、江里佐代子。初めて知った人なんだけど、この人の棗が超いかしてた。繊細かつ均整のとれた格子が素敵でした。あとで調べて知ったんだけど、仏像製作の流れをくむ截金師ということで、ますます興味津々です。今、僕が一番気になっている人です。

六角堂

六角堂は、華道お家元池坊のお寺として有名です。ここの住職をしていた池坊が華道を発展させていったということみたいです。僕は逆だと思ってました。華道で有名だから、寺もってんのかと。
ここの本尊は如意輪観音。5センチくらいのとっても小さい仏像です。双眼鏡を持っていたから、よく見えたけど、持っていないと厳しいですね、あの小ささと距離は。136年ぶりの御開帳と聞くとありがたいような気もしてきますが、僕としては仏像は大きさも大事だと思いました。仏像の魅力って、ありがたさというか、威圧感と安心感が混在したなんとも言えない感じだと思うんですが、小さいとどちらもあまり感じられない気がしました。。
136年ぶりという大変貴重なチャンスにめぐりあえたことで、すべての出会いは一期一会、そういう思いでひとつひとつの出会い(ひとでも仏像でもモノでも)を大切にしていかないとなーなどと改めて思いを強くしました。

ベルエポックのグラス

夜にたまたま入ったお店で、ペリエジュレのベルエポックというワインのグラスに出会いました。これは、エミール・ガレがデザインしたアネモネをあしらったグラスで、京都に来るちょっと前に雑誌で一目ぼれしたものなんです。生でみて、ますます欲しくなった。こういうグラスがあれば、人生がぱっと明るくなるような気がするんです。一緒にいたのも、美女だったし、最高の夜でした。

(写真は、他のサイトからちょっと拝借したものです。)

2日目

苔寺

雨がしとしと降るなか、苔寺の紅葉をみてきました。しっとりした苔と紅葉は、とてもきれいでした。3000円はちょっと高いぞ…って感じだったけど、とても綺麗だったので、写真載せちゃいます。