今読んでる本

引っ越し第一弾。しっかりした記事を書く余裕がないので、とりあえず、今読んでいる本のメモをしておこう。この日記では、読んだ本は全てレビューしていこうと思う。僕は、気の赴くままに本を選ぶと、分野が偏ってしまう*1のである程度系統的に本を読むために、興味と勉強する必要のあることにしたがってカテゴリーを4つに設定して、万遍無く読むようにしている。そのカテゴリーごとにメモ。

金融マーケット関連

「トレーダーの心理学」とも言うべき本。Andrew Loという人の論文や相場を動かすブルの心理、ベアの心理で、この著者らの研究が引用されていて興味を持った。
行動ファイナンスでは、心理バイアスや市場の非効率性の研究が多く、実は、トレーダーや投資家自体の研究はあまり進んでいない。この本は、そうした数少ない研究のうちの一つ。

FENTON-O'CREEVY : TRADERS

FENTON-O'CREEVY : TRADERS

経済一般

大学1,2年のときに、初級から中級程度の学習はしたが、もう4,5年も前のことですっかり忘れている。来年からは必要になるので、もう一度勉強しなおす必要がある。この本は数式を使ってコンパクトにまとまっていて、復習にはぴったりっぽいので読んでいる。

理工系のための経済学・ファイナンス理論

理工系のための経済学・ファイナンス理論

データ処理・数学・コンピューター

心理学向けの本。自分は統計はそこそこわかるけど、もっと広い意味でのデータ処理・統計処理については全然ダメなので入門的な本を手にとってみた。
見開き毎に内容が独立しており、ポイントだけ押えるのにはよい感じ。でも、記述は詳しくないので本格的に勉強したければ他に読まなきゃいけない。

あなたもできるデータの処理と解析

あなたもできるデータの処理と解析

その他

議論がもっと上手になりたいと思い、Amazonウィッシュリストに入れたと思われる本。特別読みたいと思ったわけじゃないが、来年からは環境が変わるわけだし、ある程度常識的な「議論のルール」を知っておこうと思った。今の環境の議論の仕方って独特な気がしているので。

議論のレッスン (生活人新書)

議論のレッスン (生活人新書)

*1:手頃な本を選びがち