クーリエ6月号

今月のテーマは、“世界に通用する「教養」を身に付けよう”。僕は「教養」という言葉に弱いので、ついつい買ってしまいました。この手の本を読んだくらいでは、教養なんて身に付かないのは分かってはいるんだけど、教養ってなんだろうって考えるヒントにはな…

ボストン関係の本

ボストンの情報収集として、いくつか本を注文してみました。地球の歩き方は、基本なので省略。ボストン部分は、読了しました。 アメリカの原点、ボストンをゆく 日本の明日をこの地に学ぶ Amazonで検索したら、上位に出ていたので。色んな人へのインタビュー…

男子家事

結婚をして、いつまでも自己流の家事ではいけないと思って読んでみました。シンプルで分かりやすく、家事のポイントが抑えられていて大変勉強になりました。家事は、「科学、美術、経済の総合アートです」!男子家事 料理・洗濯・掃除の新メソッド作者: 阿部…

11月の読書メーター

こんな便利な機能があるとは知りませんでした。今後は、読書メーターで記録して、こちらは月末にまとめてアップしたいと思います。 2012年11月の読書メーター読んだ本の数:6冊読んだページ数:1702ページナイス数:2ナイスカラー版 日本仏像史読了日:11月2…

デフレとインフレ

5/4日の日記で次に読みたいと言ったきりでしたが、実は、とっくに読み終わってました。 物価の知識よろしく、コンパクトに物価の変動要因やコストについてまとまっていましたが、定性的なお話にとどまったものが多く、わかったようなわからないようなといっ…

「街道をゆく」を読みました。

職場の人のすすめで、街道をゆくを読んでみました。司馬遼太郎の作品は好きですが、このシリーズは初めて。昔、金沢に赴任したときに関係ありそうな巻を読んでみようかと思ったんですが、ちょっとマニアックな気がして、なかなか手が出ませんでした。 とりあ…

本の感想

本書は、日銀物価研究会がまとめたもので物価とは何かとか、物価の変動メカニズムについてコンパクトにまとめられた本です。発行は1992年とやや古いですが、入門書としては非常によい本だと感じました。上記の問題意識に答えるほどの情報量はありませんが、…

ボストン美術館展に行きたい。

東京国立博物館で開催中の「ボストン美術館 日本美術の至宝」がかなり気になってます。なかなかお目にかかれない名品が多いので、期間中に絶対に観にいこうと思っています。ボストン美術館には、フェノロサや岡倉天心のコレクションに加えて、ピゲロー・コレ…

宝島社の「特権階級」と「黒幕」の本を読む

宝島社のムックを文庫本にしたもの。タイトルほど扇情的な内容ではなく、それなりにしっかりした本だと感じた。ただ、その分、過激さや踏み込んだ内容ではないので、週刊誌的な野次馬根性でこの本を読むと物足りなさを感じると思う。 この2冊は、かぶってい…

「日本国の正体」を読む

1月9日に続き、官僚本を読んでみました。今回は、東京新聞の論説委員でありながら、各種諮問会議でご活躍された長谷川幸洋さんの本。埋蔵金男の高橋洋一さんと仲良し、という時点で本の内容がなんとなく想像がつきます。ただし、単なる官僚批判のみならず、…

統合経済理論という試み

岩本先生のブログで、先日の日経教室「経済発展の仕組み」の補足説明がされている。 日本経済新聞・経済教室「経済発展の仕組みに光」 ( 経済学 ) - 岩本康志のブログ - Yahoo!ブログ 新聞記事は、超長期の経済発展の歴史に関する理論的、実証的枠組みを紹介…

財政の勉強のための本

最近、仕事で財政の知識が必要になってきたため、何冊か本を読んでいます。世の中的にも、税と社会保障の一体改革が非常に注目されているので、そちらの議論もフォロー出来るようになれればと思ってます。財政、社会保障はとにかくややこしく、避けてきた分…

アラビアの夜の種族

先週末、徹夜で本が読みたいと思い手にとってみた本。有名なスゴ本ブログとか、Amazonのレビューで激賞されるなど、ネット界隈ではとかく評判がよく、「3巻全部買っておかないと続きが読みたくて、夜にもだえることになる」みたいな書き込みが多かったので…

巨大投資銀行

同期が一気読みしたと聞き、読んでみました。 1980年代から2000年代前半までの、日本における外資系金融機関の活躍(暗躍?)を精緻な筆致で書いた本です。かなり取材をしたとみられ、フィクションを混ぜこみながらも、かなりリアリティを感じさせられる内容…

官僚に関する本をいくつか

これから仕事の関係で官僚とお付き合いすることになりました。敵を知り、己を知れば…というわけで、官僚に関する本をいくつか読んでみました。 官僚を国民のために働かせる法 まずは、最近たくさん本を出している古賀さんの本から。古賀さんは、改革派官僚と…

イギリス生活に関する本

これまた、実利的な読書になってしまいますが、来年の夏から、イギリスかアメリカに住む可能性が高いので、その予習です。まずは、より志望度の高いイギリス本から。 ロンドンはやめられない 駐在妻の書いたロンドン体験記。リアルな駐在妻の生活をかいまみ…

SNA関連の文献

というわけで、これから読みたいSNA関連の文献一覧。意外としっくりくる本がない、というか、関連文献自体が少なくてびっくりした。まぁ、SNAを分かりたいって需要自体が少ないか、そもそも。新聞とか読む分には、GDP速報がわかれば十分っぽいもんな。 最初…

ジョーンズ マクロ経済学 短期変動編

学部レベルの入門書として評判のいいジョーンズのマクロ経済学の新版が出たので手にとってみました。ニューケインジアンの入門書としては、かなり良い出来栄えだと思います。IS-MP分析、AS-AD分析の基本的な考え方を、難しい数式なしに学ぶことが出来ます。…

今週の東洋経済

表紙の「教養こそ力なり」という文句に惹かれて手に取りました。 まがりなりにも教養学部出身なので、教養という言葉には弱いんです。 教養とは何か、という点については色々考え方がありますが、とりあえず、知識が必要条件であるのは間違いありません。必…

暴力団

島田しんすけ事件以来、暴力団に関する本が増えているようで書店でよく目にします。前から地下社会や闇権力に興味があったので、とりあえず新書で気軽に読めそうな本書を読んでみました。暴力団 (新潮新書)作者: 溝口敦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/…

現代の金融論入門

本書は、経済の中で、金融の果たす機能を理解したい人にはうってつけです。新書のわりには、やや抽象度が高く難しめかもしれませんが、読めないことはないと思います。先日読んだ伊藤先生の「はじめての経済学」でもオススメとして紹介されていました。現代…

はじめての経済学

この本は、東大教授で、ワールドビジネスサテライトなどメディアにも沢山露出している著名経済学者による入門書。いまさら、「はじめての」という本を読むのも若干の抵抗があったが、入門書ながら中々手際よくまとめられていて、意外と勉強になった。上巻で…

最近の当り本

最近は、留学試験などがあり中々更新できずにいましたが、またちょっとずつはじめようと思います。 とりあえずは、最近読んだ本の中で面白かったものをメモ。 なんといっても一番面白かったのは、「利休にたずねよ」。自分が茶道をやっているということ抜き…

池上彰の本「伝える力」

最近、池上彰がよくメディアに露出しているようだ。テレビではニュースを解説する番組をゴールデンタイムにやっているし、本屋にいくと池上彰コーナーがある店が多い。ちょっとした池上さんブーム。 真新しいことは書かれていなかったが、やはり基本が大事だ…

「東京近郊仏像めぐり」を始めます。

先日、コンビニでたまたま見つけた本がこちら。東京近郊仏像めぐり―日帰りで行ける!東京圏「観仏」ガイド (Gakken Mook)出版社/メーカー: 学研パブリッシング発売日: 2009/10メディア: ムック購入: 8人 クリック: 180回この商品を含むブログ (6件) を見る 仏…

京都特集の雑誌2冊

京都を特集した雑誌を2冊かった。毎年この時期は、紅葉シーズンに向けて、京都を特集する雑誌が多い。 カーサブルータスは、本当に入門って感じ。建築&インテリアの雑誌っぽいまとめかた。 一個人の仏像特集は出色の出来栄え。ここ数年は仏像ブームでいろん…

最近買った6冊

新居は、本棚が大きい。手持ちの本を並べても、まだ半分も埋まっていない。手持ちの本を整理していたら、自分の知識構造が何となくわかると同時に、今後読むべき本もわかってきた。また、昔は読みたいと思っていたのにすっかり忘れた本なども思い出し、大変…

ファイナンス関連で読んだ本・読んでいる本

ここのところ、ファイナンス分野のお勉強を半ば強制的にやらされている。標準ファイナンスを本格的に学んだことはなかったのでよい機会。 こういう機会でもないと、紙と鉛筆を持ってしこしこ数式を展開するということもなさそうだし。 「よくわかるファイナ…

「ゼロの焦点」の感想

早速、ゼロの焦点を読んだ。 途中から何となくオチが読めてしまった。十分な証拠や確証があった訳ではないが、動機を考えていくと、候補となる人物が一人しかいないんだもん。 そして、驚くようなトリックがあるわけでもない。 加えて、「解説」で平野氏が書…

「ゼロの焦点」を読みたい

上司から松本清張の「ゼロの焦点」を勧められた。何でも、石川県が舞台になっていて、石川に住んでいる者にとっては必読書らしい。 ちょっと大げさな気はするけど。。そういえば、こっちに来た時は、北陸が舞台の文学作品をたくさん読みたいと思ったな。 今…