実質実効為替とPIGSの危機についてメモ

一目で分かるユーロ圏の問題 - himaginary’s diaryという記事を読んだ感想をメモ。
この記事は、「1999年以降、実質為替レートが上昇した国が、今回苦境に陥ったことが分かる」と言っているのだが、そのインプリがいまいち僕には分からない。頭が悪くて嫌になる。興味あるとこを忘れないようにメモ。

  • 実質実効為替と、危機の関係って、どう理解したらいいんだろう。これって、ただの偽相関ではないのか??名目為替は固定かつ実質実効為替が増価ということは、by definitionで、当該国のインフレ率が他国より高いということだが、インフレ率が高ければ、債務返還が楽になるのではなかろうか?それとも、実質実効為替の増価で輸出が苦しい→成長力悪化→死亡フラグということなんだろうかか。だれか、助けてください(そもそも、ギリシャって、なんであんなに債務かかえているんだっけ。)
  • ギリシャポルトガルのインフレ率の高さは、本来は為替でも調整されるべき物価水準格差(いわゆる内外価格差)が、ユーロ統合により、物価水準でしか調整できなくなったためだと理解できる。かつ、通貨統合なんてしちゃったもんだから、急速にってことなんじゃないか?内外価格差を縮小させる動きだとすれば、方向感では通貨高でも水準では依然として通貨安(PPP対比)なはずだから、競争力は鈍化しつつも保てるのではなかろうか。。


この2つは、調べてみる価値あるかも。