論文集"International Dimensions of Monetary Policy"

ちょっと古いけど、勉強になりそうな論文が沢山あるんでメモ。NRERが開催した金融政策に関するコンファレンスの論文集です。さすがに、豪華メンバーですね。
http://www.nber.org/books/gert07-1

この中でも、John.B.Taylorの論文とSbordoneの論文、Coenenらの論文が気になります。最初のは、タイトルがおしゃれ(笑)次のは、グローバル化がフィリップスカーブをフラット化させたかどうか、に関するものです。フィリップスカーブがフラット化しているということは、需給ギャップに対するインフレ率の反応が弱まるということです。米国のグレートモデレーションの一因は、これなんじゃないかと個人的には思っています。