計量のハウツー本ってないんだろうか。

最近また計量経済学の勉強をしている。大学のときに理系で実験データの解析をした経験はそれなりにあるんだけど、計量経済は難しいというか独特。実験データの解析は、要因をコントロールした実験デザインから発生したデータを分析するから、計量経済学ほど色々な手法を使う必要がなかったように思う。
今でこそ、基本的な計量スキルは身に付けているつもりだけど、会社に入った当初はなかなか勉強に苦労した。山本本とか浅野・中村本とか、良書はあるんだけど、より実践的な本ってないんだろうか?自分より若手とかに、とりあえずって進められるようなものが見当たらない。本当は理論的背景とか、きっちり抑えておくのがよいのだろうけど、そんなに悠長なことをいってられない場合もあるし、計量はやりながら学ばないと中々身に付かないところもある。自分の頭の整理にもなるし、若手向けのマニュアルでも書いてみようかしら。