12月中旬の出来事

  • 選挙の結果は自民党の圧勝。あべさんは、勢いがちょっとありすぎる気がするので心配。金融緩和+公共投資の拡大って、バラマキ以外の何者でもないのですが。財政問題とか、どこへやらって勢いですね。まじで、これを実行したら国債暴落に向けた時計を進めるだけだと思います。
  • 仕事とプライベートは、8:2ぐらいがよいバランスなのかなと感じています。時間の割き方も、本の読み方も。
  • プライベートは、衣食住と趣味と娯楽。娯楽が最近かけているかな。
  • 留学の出願作業は山場を越えた気がする。残りは滑り止めなどなど。滑り止めとはいえ、本当は手を抜いてはいけないのだろうが、なんだかやる気がでない。行きたくないところに出願するって、苦痛すぎる。
  • とある統計の本が非常にわかりやすくて、目からうろこ。今まで分かったふりしてきたことが丁寧に解説してあり、かゆいところに手が届くとはまさにこのこと。

1週間のまとめ

  • 仕事が微妙に忙しくなってきた。一つは、異動前の総仕上げや残務処理。後任が良い人だったらいいのだけど、そうじゃない可能性もあるから、しっかり片付けておかないとな。もう一つは、遅れに遅れている論文の執筆。共著者がさぼっているのが許しがたい。。
  • 留学準備は、そこそこ順調にきている。いろいろ面倒だけど、さっさと片付けたい。とりあえず、推薦者の登録を今日中には済ませたい。除くエセックス
  • 労働経済学の本をはじめて読んでみた。泥臭いイメージがあって、これまであまり興味はなかったのだけど、なにかと話題に上るし、知識ゼロはまずいと思いまして。労働経済学のテーマは、人を扱っているだけあって、個人間や属性の違いに注目したものが多いのが特徴でしょうか。自分の興味はおおまかに三つ。景気と雇用調整の関係、失業とインフレ率の関係(フィリップスカーブ)は日本でも成立しているのか、構造的・摩擦的失業率はどう測定されるのか、といったあたりでしょうか。
  • 「イシューからはじめよ」を読みました。主題は当たり前な感じですが、ところどころに心に響く言葉が散りばめられていてよかったです。最近、今の職場でしか通用しないようなスキルばかり磨いていますが、もっとビジネスパーソンとしてジェネラルに通用するスキルを磨いていかなければと感じました。
  • ビジネスパーソンのスキルを分類すると、1.思考(インプット術、クリティカルシンキング、アウトプット術)、2.時間(段取り、セルフマネジメント)、3.人(対人スキル)、4.+α(語学、教養)、といったところでしょうか。自分の中の相対的な強みは、1.ですが、3.もどうにかしたいと思う、今日この頃。

論文集"International Dimensions of Monetary Policy"

ちょっと古いけど、勉強になりそうな論文が沢山あるんでメモ。NRERが開催した金融政策に関するコンファレンスの論文集です。さすがに、豪華メンバーですね。
http://www.nber.org/books/gert07-1

この中でも、John.B.Taylorの論文とSbordoneの論文、Coenenらの論文が気になります。最初のは、タイトルがおしゃれ(笑)次のは、グローバル化がフィリップスカーブをフラット化させたかどうか、に関するものです。フィリップスカーブがフラット化しているということは、需給ギャップに対するインフレ率の反応が弱まるということです。米国のグレートモデレーションの一因は、これなんじゃないかと個人的には思っています。

11月の読書メーター

こんな便利な機能があるとは知りませんでした。今後は、読書メーターで記録して、こちらは月末にまとめてアップしたいと思います。


2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1702ページ
ナイス数:2ナイス

カラー版 日本仏像史カラー版 日本仏像史
読了日:11月26日 著者:水野 敬三郎
明治洋食事始め――とんかつの誕生 (講談社学術文庫)明治洋食事始め――とんかつの誕生 (講談社学術文庫)感想
パン食や肉食が明治時代に受容され、普及していく過程が、様々な資料を元に綿密に書かれていて、読み応えがありました。神戸ビーフは明治時代から有名だったとか、あんぱんの起源とか薀蓄も盛り沢山です。この本は文化史的な観点から書かれていますが、経済的側面についてもっと知りたくなりました。牛肉の普及には時間がかかったとありましたが、意識の面だけではなく、牛肉生産は非常にコストがかかるので、所得の向上と余剰労働力の発生が必要不可欠だったのではと思います。次は、明治維新と経済をテーマにした本かな。
読了日:11月23日 著者:岡田 哲
東京カレンダー 2013年 01月号 [雑誌]東京カレンダー 2013年 01月号 [雑誌]感想
この雑誌は毎回表紙がよいです。おしゃれして、レストランに出掛けたくなります。今回は、「ふたりで1万円企画」が良かったです。あと職場近くの神田ワイン酒場特集。
読了日:11月22日 著者:
幕末史 (新潮文庫)幕末史 (新潮文庫)感想
語り口調でかかれていて、読みやすい。幕末の複雑な政治模様がよく分かりました。個人的には、尊王攘夷論で、尊王と攘夷がなぜ結びついたのかがよく分かっていなかったのですが、この本を読んで疑問が氷解しました。ちょっと物足りなかったのは、政治史に話題が限られていること。幕末から明治初期にかけての、経済情勢は面白そうなだけに勿体ない。
読了日:11月9日 著者:半藤 一利
ロスト・シンボル 下ロスト・シンボル 下
読了日:11月5日 著者:ダン・ブラウン
ロスト・シンボル 上ロスト・シンボル 上
読了日:11月5日 著者:ダン・ブラウン

読書メーター

日々の記録

  • 昨晩は、高校の友達との飲み会でした。それぞれ、奥さんor彼女同伴。連れの同郷率が高いのには驚いた。たしかに、同郷だと落ち着きますよね。昨日の飲み会では、それを実感しました。曳船のサカイ食堂は、なかなかうましでした。
  • レオニダスのチョコレート、初めて食べましたが、僕はあまり好みではありませんでした。他のベルギーチョコレートよろしく、ちょっと甘すぎると感じました。看板商品の「レオニダスマノン」は、見た目はよい感じでした。
  • 近所の図書館が相当使えるということが分かったので、ヘビーユーザーになりそうです。区内の図書館の蔵書であれば、ネットの申し込みで近所まで取り寄せられるので、とても便利です。早速、沢山予約してみたんですが、人気の本は20人待ちとか。。こーゆう本は買うしかないかなぁ。
  • 大学の出願は、自分のは順調ですが、推薦者に一人困った方が。早く出してくれないと困るのだけど。。

11月のまとめ

すっかり間が空いてしまいました。週1は書きたいと思ってはいるのですが、ついつい後回しにしてしまっています。日ごろのふとしたことを記録しておくのは、重要だと思うので、もう少し更新頻度をあげたいところです。
とりあえず、最近の出来事や気になっていることをメモしておきます。

  • 留学の出願が始まりました。UCLAが第一志望。受かるといいな。Brownもいいけど、現実的には、BostonとかUSCあたりかな。
  • Agentベースのマクロ経済学をやっている論文をみつけた。学生時代から、この分野に興味があった。最近はあきらめかけていたけど、やっぱり面白そう。今日は、Peter Howittの中央銀行に関するエッセイを読んだ。いろいろ論文を読むより、自分で何かシミュレーションをしてみよう。
  • というわけで、シミュレーションとかに耐えうるパソコンが欲しい。ノートにするか、デスクトップにするか悩みチュウ。留学先で、学校に持っていく必要があるならノートしかないんだけど、どうなんだろう。
  • 安倍さんが、金融政策について色々いっているけど、ど素人だということだけは分かった。建設国債の件で「私は直接引受けとは言ってない」と強弁してますが、「全額買いオペ」って直接引受けと同義でしょうに。全額、日銀が買うって決まっているなら、市場にいったん出すコストがかかるだけで、直接引き受けているのと何も変わらない気がします。
  • めざどの鈴木ちなみちゃんがかわゆすぎ。
  • 年始に異動することが本決まり。目下、次の部署と後任が気になっているのですが、異動するということしか情報がありません。どこへいくことやら。
  • 最近、読んだ本をお手軽に記録できる「読書メーター」なるWebサービスを使い始めました。自分と趣味の合う人もみつけることができるそうで、期待大です。本の趣味合う人って貴重ですよね。知的レベルとか職業とか、色々な条件がマッチしないと難しい気がします。

留学準備が佳境に入りつつあります

結婚式が終わり、いよいよ留学準備が佳境に。準備は、結構めんどくさい。
とりあえず、今は、出願書類をそろえているところなんですが、英文でSOPとか履歴書かくのは、なかなか骨です。
特に、自分の場合は、やや特異なコースをたどっているので。

SOPは、EssayEdgeというところの添削の評判がよいので、そちらに出してみようかと思います。
あとは、ネイティブとかにチェックしてもらえるのが嬉しいんだけど、まわりにいないからな。とりあえず、上司とかかかな。